中古で買わないほうがいいものとは?風水の視点で避けるべきNGアイテム

中古で買わないほうがいいものとは?風水の視点で避けるべきNGアイテム
中古で買わないほうがいいものとは?風水の視点で避けるべきNGアイテム
風水・開運インテリア

フリマアプリやリサイクルショップの普及で、中古品を手に入れることがとても身近になりました。欲しかったものが安く手に入るのは嬉しいことですが、風水の視点で見ると「少し気をつけたほうがいいもの」が存在することをご存知でしょうか。

風水では、物には前の持ち主の「気(エネルギー)」が宿ると考えられています。そのため、中古品を取り入れる際には、単なるお得さだけでなく、運気への影響も考慮することが大切です。この記事では、風水的に中古で買わないほうがいいものや、手に入れた場合の浄化方法について、やさしく解説していきます。

風水で「中古で買わないほうがいいもの」と言われる理由

そもそも、なぜ風水では中古品に対して慎重な姿勢をとるのでしょうか。それは単に「古いから」という理由だけではありません。物と人の間には、目に見えないエネルギーの交流があると考えられているからです。ここでは、その基本的な理由についてお話しします。

物に宿る「前の持ち主の気」

風水の世界では、すべての物質は固有のエネルギー振動を持っているとされています。特に、人が日常的に使い込んだものには、その人の思考や感情、そして運気が「記憶」として刻み込まれやすいと考えられています。

例えば、前の持ち主がとても大切に愛用していた物であれば、そこには温かいエネルギーが宿っているかもしれません。しかし、もしネガティブな感情を抱きながら使っていたり、手放す際に無念さがあったりした場合、そのマイナスのエネルギーが物に残留してしまうことがあるのです。

運気の「感染」という考え方

「朱に交われば赤くなる」という言葉があるように、私たちは周囲の環境や物から常に影響を受けています。中古品を生活の中に取り入れるということは、前の持ち主のエネルギーの一部を自分の空間に招き入れることと同義です。

もし前の持ち主が金銭的なトラブルや病気、人間関係の悩みなど、運気が下がっている時期にその物を使っていた場合、その「不運の波動」が新しい持ち主であるあなたに影響を与える可能性があります。風水ではこれを避けるために、特定の中古品を避けることを推奨しているのです。

「アンティーク」と「中古品」の違い

ここで疑問に思うのが「アンティークやヴィンテージはどうなの?」ということかもしれません。風水的に見ても、長い年月を経て大切に受け継がれてきたアンティークには、むしろ強い生命力や「生き残った強運」が宿っているとされることがあります。

注意が必要なのは、出所が不明で、単に消費され捨てられたようなエネルギーの低い中古品です。歴史的価値や芸術的価値が認められ、多くの人に愛されてきた物と、生活感が生々しく残っている生活用品とでは、宿っている気の質が異なると考えましょう。

特に注意!風水的に絶対避けるべき中古品リスト

それでは具体的に、どの中古品を避けるべきなのでしょうか。ここでは、前の持ち主の気が特に強く残りやすく、あなたの運気に直接的な影響を与えやすいアイテムをピックアップしました。これらはできるだけ新品を選ぶことをおすすめします。

鏡・ドレッサー

鏡は風水において非常に強力なアイテムです。鏡は単に姿を映すだけでなく、空間の気や、覗き込んだ人の感情そのものを吸い込み、記憶すると言われています。

前の持ち主が毎日その鏡に向かって、ため息をついたり、悲しい顔をしていたとしたら、そのネガティブなエネルギーが鏡の奥に蓄積されているかもしれません。特に、出所がわからない古い鏡や、リサイクルショップのドレッサーには注意が必要です。鏡は「今のあなた」を映す神聖な場所ですから、できるだけ真っさらな新品を使いましょう。

寝具(ベッド・マットレス・枕)

人は寝ている間に、体から厄(悪い気)を放出し、新しい運気を吸収するとされています。つまり、寝具は前の持ち主が吐き出した厄をたっぷりと吸い込んでいる「フィルター」のような存在なのです。

特にマットレスや枕は、洗うことが難しいため、内部に前の持ち主の汗や気が染み込んでいます。これらを中古で使うことは、他人の厄の上で寝るようなもの。健康運や全体的な運気のベースダウンにつながりかねないため、寝具類は新品を購入するのが風水の鉄則です。

財布

財布は「金運の家」です。その財布がどのような扱いを受けてきたか、前の持ち主のお金回りがどうであったかという履歴が、色濃く残っています。

もし前の持ち主が「お金がない」と嘆きながら使っていたり、浪費癖があったりした場合、その「金欠の気」を引き継いでしまう恐れがあります。逆に、大富豪から譲り受けた財布なら金運アップにつながることもありますが、フリマアプリなどで前の持ち主の素性がわからない場合は、リスクのほうが高いと言えるでしょう。

ぬいぐるみ・日本人形

古くから「人形には魂が宿る」と言われるように、目や顔のあるものには、人の念や霊的なエネルギーが入り込みやすいとされています。特に持ち主の話し相手になっていたぬいぐるみや人形は、持ち主の情念を深く吸い込んでいます。

可愛らしい見た目であっても、前の持ち主がどのような想いで接していたかは分かりません。強い執着や寂しさが残っている場合、新しい持ち主のメンタルに影響を及ぼすことがあります。人形やぬいぐるみは、あなた自身が「初めの持ち主」となって愛情を注げるものを選びましょう。

アクセサリー・パワーストーン

貴金属や宝石、特に天然石(パワーストーン)は、エネルギーを記憶する記録媒体のような性質を持っています。石は持ち主の身を守るためにマイナスエネルギーを吸収してくれていることが多いため、中古の石はすでに「満杯」の状態かもしれません。

指輪やネックレスも肌に直接触れるため、前の持ち主の感情の波を記憶しています。特に別れた恋人からもらったものや、遺品整理で出回ったものなど、重たい事情が含まれている可能性も否定できません。自分自身の運気を守るためにも、アクセサリーはリセットされた状態のものが安心です。

意外と盲点?電子機器や家具の中古はどう扱う?

先ほどのリストほど強烈ではありませんが、日常的に使う家電や家具にも風水的な見解があります。現代ならではのアイテムも含め、どのように判断すればよいかを見ていきましょう。

スマートフォン・パソコン・タブレット

スマホやPCは「情報の出入り口」であり、風水では「火」や「風」の気を持つアイテムです。これらは前の持ち主のコミュニケーションの履歴や、仕事でのストレス、人間関係のトラブルなどの気を帯びている可能性があります。

ただし、データは初期化によって物理的に消去できるため、比較的リセットはしやすい部類に入ります。中古で購入する場合は、必ず初期化を確認し、本体をきれいに拭き上げてから使い始めましょう。画面が割れているものは運気を大きく下げるため、避けるのが賢明です。

タンスや収納家具

木製の家具は、自然素材であるため呼吸をしており、良い気も悪い気も吸い込みます。特にタンスなどの収納家具は、その中にしまわれていた衣類や物の運気を長年吸い続けています。

しかし、木製の家具はしっかりと掃除をして日光に当てたり、風を通したりすることで浄化が可能です。プラスチック製品よりも天然木の家具のほうが、浄化すれば良い味方になってくれる可能性が高いでしょう。傷がひどいものや、カビ臭いものは「陰の気」が強いため避けてください。

古着・靴・バッグ

古着はおしゃれの楽しみの一つですが、風水的には「布は縁を運ぶ」と言われ、前の持ち主との縁や対人運の影響を受けやすいアイテムです。特に肌着や下着類の中古は絶対にNGです。

コートやアウターなどは、クリーニングで浄化しやすいので比較的取り入れやすいでしょう。ただし、靴は「大地を踏みしめる」アイテムであり、前の持ち主が歩んできた人生の道のりや苦労が染み付いていると考えます。自分らしい人生を歩みたいなら、靴は新しいものを卸すのが一番です。

中古品を買ってしまった場合の浄化テクニック

「もう買ってしまった」「どうしても欲しい廃盤品がある」という場合もあるでしょう。そんな時は、使い始める前にしっかりとした「浄化」を行うことで、前の持ち主の気をリセットし、自分のものとして迎え入れることができます。

粗塩を使った浄化

最も手軽で強力なのが「塩」の力です。天然の粗塩を用意し、少量を水に溶かして固く絞った布で、中古品を丁寧に拭いてください。水拭きができないものの場合は、半紙に包んだ塩をその物の上に置き、一晩休ませるだけでも効果があります。

塩は邪気を祓い、場を清める力が強いため、拭き掃除をしながら「前の持ち主の方、ありがとうございました。これからは私が大切にします」と心の中で念じると、より効果的に気が入れ替わります。

お香やホワイトセージの煙

煙には、空間や物の波動を調整する力があります。特にホワイトセージや白檀(サンダルウッド)のお香は、浄化力が高いとされています。

中古品にお香の煙をくぐらせることで、染み付いた古いエネルギーを燻し出すようなイメージを持ちましょう。煙が対象物を包み込み、スッと消えていく様子を見ることで、視覚的にも「浄化された」という意識を持つことができます。換気をしながら行うのがポイントです。

日光浴と月光浴

太陽の光は「陽の気」の塊であり、強力な殺菌・浄化作用があります。家具や布製品などは、天気の良い日に数時間、太陽の光に当てることで、湿気と共に陰気なエネルギーを飛ばすことができます。

逆に、パワーストーンや鏡、ジュエリーなどの繊細なアイテムは、優しい「陰の気」を持つ月の光(特に満月)に当てるのがおすすめです。一晩月光浴をさせることで、静かでクリアなエネルギーにチャージされ、リフレッシュします。

感謝の言葉をかけること

物理的な浄化だけでなく、「言葉」による浄化も大切です。物に「これからよろしくね」と声をかけ、自分の手で丁寧に手入れをすることで、あなたの気が注がれ、その物は「あなたの道具」へと生まれ変わります。

逆に風水的にOKな中古品や取り入れ方のコツ

ここまで注意点をお伝えしてきましたが、中古品がすべて悪というわけではありません。中には、中古で手に入れることで逆に運気が上がったり、問題なく使えるものもあります。

本・書籍

本は「知識」や「情報」の象徴です。風水において、知識は「木」の気を持ち、共有されることで成長すると考えられています。多くの人の手に渡った本であっても、そこに書かれている知識の価値は変わりません。

古本屋で素晴らしい本に出会うことは、必要な情報があなたを呼んでいるサインかもしれません。ただし、あまりにも汚れていたり、ページが破れている本は大切に扱われていなかった証拠なので、避けたほうが無難です。

「未開封・未使用」の新古品

リサイクルショップなどで見かける「箱付き・未使用」の食器やタオルなどは、誰かが購入したものの、使わずに保管していたものです。これらは人の念が直接入り込んでいないため、新品に近い状態で使うことができます。

ただし、長期間押し入れの奥に眠っていたものは、空気が淀んでいる(気が停滞している)可能性があります。箱から出し、風を通し、一度洗ってから使うことで、停滞していた気を動かし、リフレッシュさせれば問題ありません。

運の良い人・成功している人からの譲り物

これが最もラッキーなパターンです。仕事で成功している人、家庭が円満で幸せそうな人、お金持ちの人から譲り受けた物は、その人の「良い運気」がたっぷりと染み込んでいます。

これは「お福分け」とも呼ばれ、積極的にいただきたいアイテムです。特に財布や名刺入れなどのビジネスグッズを成功者から譲り受けると、その仕事運や金運にあやかることができると言われています。誰が使っていたか分かっている場合は、その人の今の幸せ度合いを基準にするのも一つの方法です。

まとめ:中古で買わないほうがいいものを風水で理解して運気アップ

まとめ
まとめ

風水の視点から、中古品との付き合い方についてご紹介しました。便利な中古市場ですが、目に見えない「気」の影響を少しだけ意識することで、あなたの運気はより守られ、快適なものになるはずです。

記事のポイント

・物には前の持ち主の感情や運気が残留しやすい。

・特に寝具、鏡、財布、人形は影響を受けやすいため新品推奨。

・中古品を購入した場合は、塩や日光、お香などで必ず浄化を行う。

・本や成功者からの譲り物は、中古でも運気アップにつながる可能性がある。

大切なのは、中古品に対して過剰に怖がることではなく、迎え入れる際に「リセット」と「ご挨拶」をすることです。どうしても欲しいヴィンテージ品に出会ったときは、しっかりとお手入れをして、あなたの愛情で新しい命を吹き込んであげてください。

自分の直感を信じて、「なんとなく嫌な感じがする」ものは避け、「これを使うとワクワクする」と思えるものを選ぶ。その心の動きこそが、一番の風水センサーになるはずです。

 

タイトルとURLをコピーしました