都会の喧騒を忘れさせてくれる、東京を代表する聖地、明治神宮。豊かな緑と厳かな空気に包まれたこの場所は、強力なパワースポットとして国内外から多くの参拝客が訪れます。
しかし、ネット上やスピリチュアルな噂の中で「明治神宮のパワースポットには行かないほうがいい」という言葉を目にして、不安を感じたことはないでしょうか。
せっかく運気を上げようと思って訪れるのに、逆効果になってしまっては元も子もありません。「行かないほうがいい」と言われるのには、単なる迷信ではなく、エネルギーの性質や受け取り手との相性など、スピリチュアルな観点からの明確な理由が存在します。
この記事では、なぜそのような噂が囁かれるのか、その真相を丁寧に紐解いていきます。さらに、誰にとってもプラスになるような、正しい参拝のマナーや心構えについてもお伝えします。
なぜ「明治神宮パワースポットに行かないほうがいい」と言われるのか

日本有数のパワースポットであるはずの明治神宮に対して、なぜネガティブな噂が存在するのでしょうか。
その背景には、場所が持つエネルギーの強大さと、訪れる人のコンディション、そして「相性」というデリケートな問題が関係しています。
ここでは、一般的に語られる「行かないほうがいい」とされる主な理由について、スピリチュアルな視点から具体的に解説していきます。理由を知ることで、漠然とした不安は解消されるはずです。
エネルギーが強すぎて「気あたり」を起こす可能性
明治神宮は、富士山から皇居へと流れる「龍脈」と呼ばれる強力なエネルギーの通り道に位置しています。
そのため、境内に満ちているエネルギーは非常に質が高く、また強力です。普段あまりエネルギーワークに慣れていない方や、感受性が鋭い方が無防備に訪れると、その強烈なパワーに圧倒されてしまうことがあります。
これをスピリチュアルな用語では「気あたり」や「エネルギーあたり」と呼びます。具体的には、参拝中や参拝後にめまい、頭痛、急激な眠気、あるいは発熱といった症状が現れることがあります。
これは、温泉に入りすぎて湯あたりするのと似た現象です。体が良いエネルギーを取り込もうとする過程で起こる一時的な反応ではありますが、体調が万全でない時に無理に行くと、体に負担がかかってしまうため「行かないほうがいい」と言われることがあるのです。
「属性」による相性の良し悪しが存在する
スピリチュアルな世界には「繭気属性(けんきぞくせい)」という考え方があります。
これは、人それぞれが生まれ持った自然五元素(地・水・火・風・空)の属性と、土地が持つ属性との相性を判断するものです。
明治神宮を含め、土地にはそれぞれの属性があり、訪れる人の属性によっては相性が悪いとされるケースがあります。
一般的に、自分と相性の悪い属性のパワースポットに行くと、居心地の悪さを感じたり、期待していたようなご利益が得られなかったりすると言われています。
「行かないほうがいい」というアドバイスは、この属性の相性が合わない人へ向けられた警告である場合が多いです。ただし、相性が悪いからといって不運に見舞われるわけではなく、単にエネルギーの恩恵を受けにくいという程度に捉えておくのが良いでしょう。
清正の井戸に集まるエネルギーの複雑さ
明治神宮御苑内にある「清正の井戸(きよまさのいど)」は、一時期メディアで大きく取り上げられ、大ブームとなりました。
強力なパワースポットとして知られる一方で、実は「行かないほうがいい」と言われる最大の要因となっている場所でもあります。
清正の井戸は、陰陽のバランスでいうと「陰」の気が強い場所にあると言われています。また、井戸という形状はエネルギーを吸い込む性質があるため、多くの人が訪れることで、参拝客が落としていったネガティブな念や邪気が溜まりやすいと考える霊能者もいます。
特に、ブームの際には欲望を持った多くの人々が押し寄せたため、場が荒れてしまった時期がありました。その名残で、敏感な人は「重たい空気」を感じ取ってしまうことがあり、注意喚起がなされているのです。
清正の井戸については、訪れる時間帯や心構えが非常に重要になります。
カップルで行くと別れるというジンクスの真相
「明治神宮にカップルで行くと別れる」という噂を耳にしたことがあるかもしれません。
このような噂は、弁財天を祀る神社など、女性の神様がいる場所でよく囁かれますが、明治神宮のご祭神は明治天皇と昭憲皇太后のご夫妻です。
実際には夫婦円満や縁結びのご利益がある場所ですので、神様が嫉妬してカップルを別れさせるということは考えにくいでしょう。
ではなぜこのような噂が立つのでしょうか。一つの説として、強力な浄化作用が働くため、「本来結ばれるべきではない縁」が整理されるという考え方があります。
つまり、お互いにとって成長につながらない関係や、偽りの関係であった場合、神聖な場所を訪れることで本質が露わになり、結果として別れに至ることがあるのです。
これは悪いことではなく、長い目で見ればお互いの幸せのための「前向きなリセット」と捉えることができます。
特に注意が必要な「清正の井戸」の真実

明治神宮の中でも、特に「行かないほうがいい」という噂の的になりやすいのが「清正の井戸」です。
加藤清正が掘ったと伝えられるこの井戸は、毎分60リットルもの湧き水が出る、本来は非常に清らかな場所です。
しかし、その特殊な性質ゆえに、訪れる際にはいくつかの注意点があります。ここでは、清正の井戸を訪れる際に知っておくべきリスクと、安全にパワーを受け取るための知識を深掘りします。
「陰の気」が満ちやすい時間帯と天候
清正の井戸は、もともと「陰」の気が溜まりやすい地形にあります。
スピリチュアルな鉄則として、水辺や井戸といった場所は、太陽が出ている明るい時間帯に訪れるのが基本です。
特に、夕方以降や雨の日、曇りの日など、太陽の光が届かないタイミングで訪れるのは避けたほうが無難です。
日が落ちると「逢魔が時(おうまがとき)」と呼ばれる時間帯に入り、異界の扉が開きやすくなると古くから言われています。この時間帯の井戸は、浄化のパワーよりも、不浄なものを吸い寄せる力が強まる可能性があります。
ネガティブな影響を受けないためにも、晴れた日の午前中、遅くとも午後2時頃までに訪れることを強くおすすめします。
写真を待ち受けにする際のリスクと効果
「清正の井戸の写真をスマートフォンの待ち受けにすると運気が上がる」という話は非常に有名です。
しかし、これも諸刃の剣となる可能性があります。写真には、撮影したその瞬間のエネルギーがそのまま転写されると考えられているからです。
もし、撮影した時の井戸の状態が悪かったり、周囲に邪気を持った人が多かったり、あるいは撮影者自身の心が荒んでいたりした場合、そのネガティブな波動まで持ち歩くことになってしまいます。
「なんとなく雰囲気が暗い」「写真を見て違和感がある」と感じる場合は、すぐに設定を解除し、画像を削除してください。
逆に、澄んだ空気の中で撮影され、見た瞬間に心が洗われるような写真であれば、素晴らしいお守りとなるでしょう。
訪れる人の心の状態が及ぼす影響
清正の井戸は、訪れる人の心を鏡のように映し出し、増幅させる作用があるとも言われています。
強い欲望や執着、「絶対に願いを叶えてほしい」という利己的な念を持って訪れると、その重たいエネルギーが井戸に蓄積され、自分自身に跳ね返ってくることがあります。
また、精神的に落ち込んでいる時や、誰かを恨んでいるような時に行くと、そのネガティブな感情が増幅され、さらに深みにはまってしまう恐れもあります。
清正の井戸を訪れる際は、感謝の気持ちを持ち、心をフラットな状態に整えておくことが大切です。「何かをもらおう」とするのではなく、「綺麗な心を取り戻そう」という謙虚な姿勢で向き合いましょう。
そうすることで、井戸本来の清らかな浄化のパワーを正しく受け取ることができるはずです。
参拝を控えるべきタイミングと心構え

明治神宮に限らず、パワースポットには「訪れるべきではないタイミング」というものが存在します。
「行かないほうがいい」という言葉は、場所そのものの良し悪しだけでなく、訪れる側の状態や時期に対するアドバイスでもあります。
ここでは、ご自身の心身を守り、神様に対して失礼のないようにするために、参拝を避けるべき具体的なシチュエーションについて解説します。
体調不良時や精神的に弱っている時
「元気をもらいたいから」と、体調が悪い時に無理をしてパワースポットへ行く方がいらっしゃいますが、これは逆効果になることが多いです。
神社の強いエネルギーは、受け取る側の身体にもそれなりの体力を要求します。弱っている時に強い薬を飲むと副作用が出るのと同じように、エネルギーあたりを起こして症状が悪化する可能性があります。
特に明治神宮のような強力なスポットは、心身共に健康な状態で訪れるのがベストです。
精神的にひどく落ち込んでいる時も同様です。低級霊やネガティブなエネルギーは、弱った心に憑きやすい性質があります。
まずはゆっくり休息をとって、ある程度気力が回復してから、「神様に回復の報告と感謝を伝えに行く」というスタンスで参拝することをおすすめします。
興味本位や遊び半分での訪問
パワースポットブームの影響で、観光気分やスタンプラリーのような感覚で神社を訪れる人も少なくありません。
もちろん、観光そのものが悪いわけではありませんが、神域に対する敬意(リスペクト)を欠いた態度は問題です。
「本当に効果があるのか試してやろう」という疑いの心や、騒いだりふざけたりする態度は、神様に対して非常に失礼にあたります。
そのような低い波動で参拝しても、高次元のエネルギーと共鳴することはできません。むしろ、神聖な場を乱す存在として、護眷(ごけん・神様の使い)から歓迎されない可能性があります。
明治神宮は厳格な気が流れる場所です。訪れる際は襟を正し、静かな心で手を合わせる準備をしてから鳥居をくぐりましょう。
生理中や忌中における考え方
古来より神道では、血は「穢れ(けがれ)」の一種とされ、生理中や忌中(身内が亡くなってから49日間)の参拝は控えるべきという考え方があります。
現代では「穢れ=気枯れ(気が枯れている状態)」と解釈され、そこまで厳格に禁止されないことも増えてきました。
しかし、やはり生理中は体調やホルモンバランスが不安定になりやすく、気が敏感になっています。強いエネルギーに触れることで体調を崩しやすくなるため、無理は禁物です。
また、忌中の間は、故人を偲び喪に服す期間であり、死の穢れが強い時期とされます。神様は死の気を嫌うため、この期間は神社の鳥居をくぐることを遠慮するのが一般的なマナーです。
どうしても参拝したい事情がある場合を除き、これらの期間が明けて、心身が清浄になってから訪れるのが、神様への礼儀とも言えるでしょう。
メモ:
どうしても生理中に参拝する場合は、鳥居をくぐる前に心の中で「今の体の状態ですが、参拝をお許しください」と一言断りを入れると良いとされています。
繭気属性(けんきぞくせい)と明治神宮の相性

先ほど少し触れた「繭気属性」について、さらに詳しく掘り下げてみましょう。
「行かないほうがいい」という判断基準の一つとして、自分の属性と明治神宮の属性がマッチしているかを知ることは非常に有益です。
相性が良い場所に行けば、自然と力が湧いてきたり、心が落ち着いたりしますが、相性が悪い場所では疲労感を感じやすくなります。
ここでは、明治神宮の属性と、それと相性の良い人、悪い人について具体的に見ていきます。
自分の属性を知る重要性
人間は生まれながらに「地・水・火・風・空」のいずれかの属性を持っています。これは生年月日と血液型から算出することが可能です。
ネット上で「繭気属性 調べ方」と検索すれば、自動計算してくれるサイトがすぐに見つかりますので、まずは自分の属性を確認してみましょう。
自分の属性を知ることは、自分にとっての「パワースポット(力を与えてくれる場所)」と「リラックススポット(癒やしてくれる場所)」を見極めるための羅針盤となります。
属性の相性は絶対的なものではありませんが、「なぜかあの場所に行くと疲れる」という原因が属性の不一致にあることは珍しくありません。
明治神宮の属性と相性が良い人
一般的に、明治神宮は「地」の属性、あるいは一部の説では「水」の属性(清正の井戸の影響)を持つと言われています。ここでは主流である「地」属性として解説します。
「地」属性のパワースポットと相性が良いのは、以下の属性の人たちです。
明治神宮(地属性)と相性が良い属性
・「地」属性の人:同じ属性同士、最も相性が良く、地に足がついた安定感を得られます。
・「火」属性の人:火は燃え尽きると灰になり土に還るため、地属性からパワーをもらえます。
・「風」属性の人:風は地の上を吹き抜けることで流れを作ります。地属性の場所は風の人に活力を与えます。
これらの属性の人が明治神宮を訪れると、精神的な安定、基盤の強化、努力が実を結ぶといったご利益を受け取りやすいでしょう。
相性が悪い属性とその対処法
一方で、「地」属性の明治神宮と相性が悪いとされるのは、以下の属性です。
・「水」属性の人:土は水を濁らせたり、せき止めたりする関係にあるため、相克(そうこく)の関係とされます。
・「空」属性の人:地と空は対極にあり、お互いに干渉しにくい、あるいは反発する関係にあるとされることがあります。
もしあなたがこれらの属性だった場合、「絶対に行ってはいけない」というわけではありません。対処法はいくつかあります。
一つは、滞在時間を短めにすること。長居せず、サッと参拝して帰ることで影響を最小限に抑えられます。
もう一つは、相性の良い友人と一緒に訪れること。相性の良い人が緩衝材となって、エネルギーの不和を和らげてくれると言われています。
あまり神経質になりすぎる必要はありませんが、「なんとなく合わない」と感じたら、属性の影響かもしれないと思い出し、無理をしないことが大切です。
明治神宮のご利益を正しく受け取るためのポイント

ここまで「行かないほうがいい」と言われる理由や注意点をお伝えしてきましたが、それらを理解した上で正しく参拝すれば、明治神宮は素晴らしい恩恵をもたらしてくれます。
広大な鎮守の杜は、都会にいながらにして大自然のエネルギーに触れられる貴重な場所です。
最後に、ネガティブな要素を避け、明治神宮のプラスのエネルギーを最大限に受け取るための具体的な参拝ルートや過ごし方をご提案します。
正参道(原宿口)からのアプローチ
明治神宮にはいくつかの入り口がありますが、エネルギーの流れを整えるためには、原宿駅に近い「南参道(正参道)」から入るのが王道です。
一の鳥居(大鳥居)をくぐり、砂利道を踏みしめながら歩く時間は、日常の穢れを落とすための大切なプロセスです。
砂利には浄化作用があると言われています。ザッ、ザッという音に耳を傾けながら、一歩ごとに心が静まっていくのを感じてください。
また、参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道とされています。端を歩くように心がけるのも、神様への敬意を表す重要なマナーです。
夫婦楠(めおとくす)での良縁祈願
拝殿の手前、左手にある2本の大きな楠(クスノキ)は「夫婦楠」と呼ばれています。
しめ縄で結ばれたこの2本の木は、明治神宮の中でも特に温かいエネルギーに満ちた場所です。
夫婦円満、家内安全、そして縁結びの象徴とされています。
拝殿で参拝を済ませた後、この夫婦楠の前で手を合わせたり、木漏れ日を浴びたりすることで、愛情運や対人関係の運気が高まると言われています。
ご神木ですので、直接手で触れることは避け、少し離れた場所からその生命力を感じ取るようにしましょう。ここから拝殿に向かって一直線に延びるラインも、強いエネルギーが流れています。
鎮守の杜での深呼吸とアーシング的な効果
明治神宮の森は、実は計算され尽くして作られた人工林ですが、100年の時を経て完全な自然林へと成長しました。
この森全体が巨大な空気清浄機のような役割を果たしており、ただそこにいるだけでエネルギーのチャージが可能です。
参拝が終わったら、すぐに帰るのではなく、人の少ない場所を見つけて深呼吸をしてみましょう。
木々の香り(フィトンチッド)を胸いっぱいに吸い込むことで、自律神経が整い、ストレスが軽減されます。これは「森林浴」の科学的な効果でもあります。
スピリチュアルな意味でも、大地と繋がる「グラウンディング」の効果が期待できます。都会の生活で頭に血が上りやすくなっている現代人にとって、この森で過ごす時間は、心身のバランスを取り戻す最良の薬となるでしょう。
まとめ:明治神宮は行かないほうがいい場所ではなく準備が必要な聖地
「明治神宮パワースポットに行かないほうがいい」という言葉の裏側にある、本当の意味をご理解いただけましたでしょうか。
それは決して、明治神宮が危険な場所だということではありません。むしろ、そのエネルギーがあまりにも崇高で強力であるがゆえに、受け取る側にも相応の準備や心構えが求められるということです。
今回の記事のポイントを振り返ってみましょう。
【明治神宮参拝の重要ポイント】
・体調を整える:エネルギーあたりを防ぐため、心身共に元気な時に訪れる。
・時間帯を選ぶ:特に清正の井戸は、晴れた日の午前中〜昼頃までに。
・相性を知る:繭気属性を確認し、合わない場合は長居を避ける工夫をする。
・敬意を持つ:観光気分ではなく、神聖な場所へのリスペクトを忘れない。
・自然を感じる:参拝後は森の中で深呼吸し、良い気を定着させる。
明治神宮は、正しく付き合えば、迷いを断ち切り、人生の基盤を固めてくれる素晴らしい聖地です。
ネット上の噂に惑わされて素晴らしい体験の機会を逃すのはもったいないことです。大切なのは「恐れること」ではなく、「正しく知ること」。
ぜひ、あなた自身のコンディションを整え、清々しい気持ちで明治神宮を訪れてみてください。きっと、今のあなたに必要な気づきやエネルギーを授けてくれるはずです。



