インテリアグリーンとして人気があり、ぷっくりとした可愛らしい姿や育てやすさで愛されているサボテン。しかし、風水やスピリチュアルな視点で見ると、その鋭いトゲには強いパワーが秘められており、置く場所によっては運気を下げてしまう可能性があることをご存知でしょうか。
サボテンは「邪気払い」や「魔除け」のアイテムとして非常に優秀ですが、その力が強すぎるがゆえに、大切な「良い運気」まで跳ね返してしまうこともあるのです。「せっかく飾ったのに、なんとなく最近ついてないかも…」なんてことにならないよう、サボテンを置いてはいけない場所と、逆に運気をアップさせるための正しい付き合い方について、やさしく解説していきます。
サボテンを置いてはいけない場所の基本!寝室やリビングは要注意

風水において、植物は「生きた気」を発する重要なアイテムです。中でもサボテンは、その最大の特徴である「トゲ」から鋭い気を放っています。このトゲは、悪い気(邪気)を追い払う強力な武器になりますが、私たち人間が無防備になっている場所や、リラックスすべき場所に置いてしまうと、その鋭さが仇となってしまいます。
まずは、家の中でサボテンを避けるべき代表的な場所について、それぞれの理由とともに詳しく見ていきましょう。
寝室(安眠妨害・恋愛運ダウン)
寝室は、私たちが一日の疲れを癒やし、眠っている間に新しい運気を体に取り込むためのとても神聖な場所です。人は寝ている間、無防備な状態になり、周囲の気の影響をダイレクトに受けます。そんな寝室にトゲのあるサボテンを置いてしまうと、トゲから発せられる鋭い殺気のようなエネルギーが、無意識のうちに安眠を妨げてしまうのです。
「最近よく眠れない」「疲れが取れない」と感じている方は、枕元やベッドの近くにサボテンを置いていないか確認してみてください。また、寝室は風水において「恋愛運」や「夫婦仲」をつかさどる場所でもあります。トゲのある植物は「縁を切る」「相手を拒絶する」というエネルギーにつながりやすいため、パートナーとの関係がギクシャクしたり、新しい出会いを遠ざけてしまったりする原因にもなりかねません。寝室には、サボテンではなく葉の丸い穏やかな観葉植物を置くのがおすすめです。
家族が集まるリビングの真ん中(対人トラブル)
リビングは家族団らんの場であり、家庭運をつかさどる中心的なエリアです。ここにサボテンを置くこと自体がすべて悪いわけではありませんが、置く場所には細心の注意が必要です。特に避けたいのが、部屋の中央や、家族がくつろぐソファのすぐ近く、そして視界に常にトゲが入るような場所です。
リビングの目立つ場所に鋭いトゲがあると、その空間の気が「攻撃的」なものになってしまいます。その結果、些細なことで口論が増えたり、家族間の空気がピリピリしたりと、対人トラブルを招きやすくなると言われています。「棘(トゲ)のある言葉」という表現があるように、サボテンの鋭さが言葉の端々に影響を与えてしまうのかもしれません。もしリビングに飾るなら、部屋の隅や窓際など、人の動線から少し離れた場所に置くようにしましょう。
キッチンのコンロ近く(火と木の相性)
キッチンもまた、サボテンを置くには注意が必要な場所です。風水の「五行思想」では、サボテンなどの植物は「木」の気を持っています。一方で、キッチンにあるコンロは「火」の気を強く持っています。「木」は「火」を燃え上がらせる性質があるため、コンロの近くに植物を置くと、「火」の気が過剰になりすぎてしまうのです。
火の気が強くなりすぎると、住人のイライラや衝動的な感情を引き起こしやすくなると言われています。特にサボテンはトゲを持っているため、その攻撃的なエネルギーが火の気と合わさってさらに増幅されてしまう恐れがあります。また、単純に油汚れや熱気で植物自体が弱りやすい環境でもあります。キッチンに緑を置きたい場合は、火の元から離れたシンク周りや窓辺を選び、トゲのないハーブや小ぶりな観葉植物にするのが無難でしょう。
食卓・ダイニングテーブル(気を散らす)
食事をするダイニングテーブルの上も、サボテンを置くのは避けたほうが良いでしょう。食事は、食べ物からエネルギー(気)を取り入れる大切な行為です。その目の前に、鋭いトゲを持つサボテンがあると、気が散ってしまい、せっかくのエネルギーを十分に吸収できなくなってしまいます。
また、ダイニングは家族のコミュニケーションの場でもあります。テーブルの中央にトゲのある植物があると、会話の中に緊張感が生まれたり、無意識のうちに警戒心を抱かせたりしてしまいます。食卓には、心を和ませるような季節の花や、丸い葉を持つ植物を飾ることで、会話も弾み、楽しい食事の時間を過ごすことができるようになります。どうしてもサボテンを飾りたい場合は、トゲのない品種を選ぶなどの工夫が必要です。
洗面所の鏡の目の前(美容運への影響)
洗面所は、美容運や健康運に関わる場所です。特に「鏡」は風水において非常に強い力を持つアイテムですが、その鏡のすぐ前や、鏡に映り込む位置にサボテンを置くのはおすすめできません。鏡は映ったもののエネルギーを増幅させる性質があるため、サボテンのトゲの鋭い気を部屋中に広げてしまう可能性があるからです。
また、朝の身支度や夜のスキンケアをする際、自分の顔と一緒にトゲのあるものが視界に入り続けることは、深層心理において自分自身への厳しさやストレスとなって蓄積されるかもしれません。「美しくなりたい」「自分を大切にしたい」と願うなら、洗面所には柔らかい印象の植物や、明るい色のアイテムを置くように心がけましょう。
玄関にサボテンを置くのはNG?ケースバイケースな判断基準

「玄関にサボテンを置くのは良いの?悪いの?」というのは、風水において最もよく議論されるテーマの一つです。結論から言うと、状況によって「吉」にもなれば「凶」にもなる難しい場所です。玄関は家の「顔」であり、すべての運気の入り口です。ここでのサボテンの扱い方を間違えると、家全体の運気に影響してしまいます。
ここでは、玄関にサボテンを置くべきかどうかの判断基準について、具体的なシチュエーションを交えて解説します。
基本的には良い気も弾くので避ける
平和で穏やかな毎日を過ごしている場合、玄関の内側(たたきや靴箱の上)にサボテンを置くのは避けたほうが賢明です。玄関は、外から「良い運気(旺気)」が入ってくる入り口です。しかし、サボテンの鋭いトゲは、悪い気だけでなく、せっかく入ってこようとしている良い運気や、人との良縁までも「入ってくるな!」と跳ね返してしまう性質があるからです。
特に「最近、良い出会いがない」「金運をアップさせたい」と願っている時に玄関にサボテンを置いてしまうと、チャンスを自ら遠ざけているようなもの。もし現在、玄関にサボテンを飾っていて、運気が停滞していると感じるなら、一度別の場所に移動させてみることをおすすめします。代わりに、人を招き入れる効果のあるモンステラやパキラなどを飾ると良いでしょう。
ご近所トラブルがある場合は魔除けになる
一方で、サボテンを玄関に置くことが推奨されるケースもあります。それは、現在進行形で「トラブル」や「悩み」を抱えている場合です。例えば、ご近所トラブルに巻き込まれている、玄関の目の前に電柱や尖った屋根が見える(形殺と言います)、嫌な人が家に来てほしくない、といった状況です。
このような場合、サボテンは強力な「魔除け(ガードマン)」として働いてくれます。その鋭いトゲで、外から入ってくる悪意や邪気をシャットアウトし、家の中を守ってくれるのです。この場合も、なんとなく置くのではなく、「家を守ってくれてありがとう」という感謝の気持ちを持って配置することが大切です。トラブルが解決したら、役目を終えたとして別の場所に移すか、感謝して手放すと良いでしょう。
玄関の外に置くのがベストな理由
もし、どうしても玄関まわりにサボテンを飾りたいのであれば、「玄関の内側」ではなく「玄関の外」に置くのがベストです。ポーチの隅やドアの脇などに置くことで、家の中に気が入る前に、悪いものだけをフィルターのようにブロックしてくれる効果が期待できます。
「外で邪気を払い、家の中には良い気だけを入れる」という理想的な形を作ることができます。ただし、外に置く場合でも、枯れたまま放置したり、鉢が汚れていたりすると逆効果になります。定期的に様子を見て、元気に育っているか確認してあげましょう。外に置くことで、サボテン自身も日光を浴びて元気に育ちやすくなるというメリットもあります。
サボテンの効果を最大限に活かす!置くと良い場所とは

ここまで「置いてはいけない場所」を中心にお伝えしてきましたが、サボテンは決して不吉な植物ではありません。置く場所さえ間違えなければ、これほど頼もしいスピリチュアルアイテムはないのです。サボテンの「邪気払い」や「悪い気を吸い取る」という特性を活かせる、相性の良い場所をご紹介します。
トイレ(邪気が溜まりやすい場所)
トイレは風水的に、家の中で最も「陰の気」や「邪気」が溜まりやすい場所とされています。水回りであり、排泄を行う場所であるため、どうしても気が淀みがちになります。また、窓がないトイレや換気が不十分なトイレは、さらに悪い気がこもってしまいます。
こうした場所にこそ、サボテンの出番です。サボテンは、トイレに溜まった悪い気を吸い取り、浄化してくれると言われています。ただし、サボテンを置くだけで掃除を怠っては意味がありません。清潔に保たれたトイレに置いてこそ効果を発揮します。また、トイレは日当たりが悪いことが多いので、時々は日光浴をさせてあげるなど、サボテンの健康管理にも気を配ってあげましょう。
鬼門・裏鬼門(北東・南西)
家の中心から見て「北東」の方角を「鬼門(きもん)」、「南西」の方角を「裏鬼門(うらきもん)」と呼びます。これらは古くから、鬼(邪気)が出入りする通り道として、常に清浄に保つべき場所とされてきました。このライン上が不衛生だったり、乱れていたりすると、家全体の運気が下がると言われています。
この鬼門・裏鬼門にサボテンを置くことは、非常に効果的な厄除けになります。特に、北東や南西に窓や勝手口がある場合は、そこから邪気が侵入するのを防ぐために、窓辺に小さなサボテンを置いて「結界」のような役割を持たせると良いでしょう。ただし、この方角に寝室がある場合は、前述の通り寝室への配置は避けるか、窓際かつ枕元から離れた場所に限定するなど工夫が必要です。
ベランダや窓辺(外からの邪気ガード)
窓やベランダは、玄関に次ぐ第2の気の出入り口です。特に、窓からの景色に「病院」「墓地」「廃墟」「鋭利な建物の角」などが見える場合、そこから陰の気が流れてくる可能性があります。そのような窓辺にサボテンを置くことで、悪い気が室内に入り込むのを防いでくれます。
サボテンは太陽の光を好む植物ですので、窓辺やベランダは生育環境としても最適です。カーテン越しに柔らかな光が当たる場所に置けば、サボテンも元気に育ち、その生命力で部屋全体を明るいエネルギーで守ってくれるでしょう。外からの視線が気になる場合の「目隠し」としても、精神的なバリアの役割を果たしてくれます。
テレビやパソコンの近く(悪い気を吸う)
現代の風水では、テレビやパソコン、Wi-Fiルーターなどの家電製品から発せられる電磁波も、気を乱す要因の一つとして考えられています。電磁波は目に見えませんが、過剰になると空間の気がピリピリとし、住人のストレスや疲労感につながることがあります。
サボテンは、こうした「悪い気」を吸い取る力が強いとされています。テレビの横やパソコンデスクの端(作業の邪魔にならない位置)にサボテンを置くことで、乱れた磁場を整え、空間を落ち着かせてくれる効果が期待できます。仕事でパソコンをよく使う人は、目の疲れを癒やすグリーンとしてもおすすめです。ただし、自分の方にトゲが向かないよう、配置には配慮してください。
運気を下げないためのサボテンの選び方と飾り方のコツ

置く場所が決まったら、次は「どのようなサボテンを」「どう飾るか」が重要になります。風水では、アイテムそのものの素材や状態も運気に大きく影響します。サボテンのパワーを正しく受け取るために、選び方と飾り方のポイントを押さえておきましょう。
プラスチック鉢は避けて陶器にする
ホームセンターや100円ショップでサボテンを買うと、多くの場合、黒や茶色の簡易的なプラスチックの鉢(ポット)に入っています。しかし、風水においてプラスチック製品は「火」の気に属し、植物の「木」の気を燃やしてしまう相性の悪い素材とされています。また、人工的な素材は「死んだ気」を発するとも言われ、植物の自然なパワーを遮断してしまいます。
運気を上げたいなら、購入後は必ず陶器や素焼きの鉢に植え替えましょう。陶器などの自然素材は「土」の気を持っており、植物の根を守り、成長を促す土台となります。白やパステルカラーなど明るい色の鉢を選べば、空間も明るくなり、さらに運気アップが期待できます。どうしても植え替えが難しい場合は、プラスチック鉢が見えないように、自然素材の鉢カバーに入れるだけでも効果があります。
トゲの形状と大きさのバランス
一言でサボテンと言っても、その形はさまざまです。風水を気にするのであれば、トゲの鋭さと本体の形状にも注目してみましょう。鋭く長いトゲが密集しているサボテンは、それだけ「跳ね返す力」が強くなります。魔除けとしては優秀ですが、室内で見るたびに緊張感を与えてしまうこともあります。
リビングや人の目に触れる場所に置く場合は、トゲが比較的柔らかいものや、本体が丸っこい形状のものを選ぶと、角が立たず調和が保たれやすくなります。逆に、「柱サボテン」のように上に伸びるタイプは「成長」や「発展」の象徴とも言われます。置く場所の広さに合わせて、圧迫感のない適切なサイズを選ぶことも大切です。大きすぎるサボテンは、部屋の気を独占してしまうことがあるので注意しましょう。
枯れたサボテンやホコリは厳禁
どんなに良い場所に置いたとしても、サボテン自体が弱っていたり、汚れていたりしては逆効果です。風水において「枯れた植物」は「死」を意味し、強い陰の気を放ちます。もしサボテンが枯れてしまった場合は、「悪い気を吸い取ってくれたんだな」と感謝し、速やかに処分して新しいものと交換しましょう。枯れたまま放置するのが一番運気を下げます。
また、トゲの間にホコリが溜まっている状態もよくありません。ホコリは邪気の温床です。サボテンは水やりの回数が少なくて済む分、つい放置しがちですが、定期的に柔らかいブラシやエアダスターなどでホコリを払い、生き生きとした状態を保つようにしてください。植物が元気であればあるほど、私たちを守るパワーも強くなります。
まとめ:サボテンを置いてはいけない場所を理解して運気アップ
サボテンは、その鋭いトゲによって強力なエネルギーを持つ植物です。だからこそ、「置いてはいけない場所」と「置くと良い場所」を正しく理解して付き合うことが大切です。
最後に、今回のポイントを振り返りましょう。
【サボテンを置いてはいけない場所・注意点】
・寝室:安眠を妨げ、対人運や恋愛運を下げる恐れがある。
・リビングの中央:家族間のトラブルや喧嘩の原因になりやすい。
・キッチン:「火」と「木」の相性が悪く、イライラを招く。
・玄関の内側:良い運気や良縁まで跳ね返してしまう可能性がある。
風水は、環境を整えて気持ちよく過ごすための知恵です。「絶対にこうしなければならない」と神経質になりすぎる必要はありませんが、もし今、置き場所に迷っていたり、なんとなく不調を感じていたりするなら、サボテンの場所を変えてみるのも一つの方法です。
サボテンを単なるインテリアとしてだけでなく、自分や家族を守ってくれる頼もしいパートナーとして扱ってみてください。適切な場所に置き、愛情を持ってお世話をすることで、サボテンはきっとあなたの暮らしに良い変化をもたらしてくれるはずです。


